まだまだ暑い日がありますね。
フレンチブルドッグ、チワワなどの短頭種は、エアコンでの室温管理を継続しましょう。
また、9月26日月曜日は、急な休診となりまして、ご迷惑をおかけしました。大変申し訳ありませんでした。
さて、今回は新しい装置の紹介です。
FUJIFILMの製品で、AU10Vといいます。FUJIFILMといえば、カメラなんじゃない?と思うかもしれませんが獣医療では検査領域で広く知られています。
このAU10Vは、猫の炎症マーカー、性ホルモン(PRG)、甲状腺ホルモン、甲状腺刺激ホルモン、副腎皮質ホルモン、総胆汁酸が、院内で測定でき、およそ10分で結果が出ます。
何のことかあまりピンとこないかもしれませんが、例えば、猫の心不全で苦しがっているときに、甲状腺ホルモンが悪さしているのではないかとか、ワンちゃんがぐったりまたは下痢嘔吐で大変な時に副腎皮質ホルモンの分泌が足りないのではないかなど、その場でわかります。FUJIFILMに外注検査に出すと早くても翌日、日曜祝日などであれば2,3日後であったのが、その場でわかります。つまり、すぐに診断(または除外)できて、次の治療に進めます。すばらしいですね。
少しでも早く診断して、1日でも長く一緒にいられるようにできればと思います。
元気が一番です。