今回は犬の椎間板ヘルニアについてです。
椎間板ヘルニアは、背骨の間のクッションが硬くなって飛び出て問題となるハンセンⅠ型が多く、ダックスフント、プードル、ペキニーズ、ビーグル、シーズー、コーギーが好発犬種で、好発年齢は3~7歳と言われています。
今回は、2歳の男の子のトイプードルでした。『朝から急に後ろ肢が立たなくなった』とのことでした。神経学的検査で脊髄疾患が疑われ、MRI検査を実施しました。
背骨と背骨の間だけでなく、椎体レベルにも飛び出ていました。青丸が脊髄で、黄色が椎間板物質です。脊髄が片側へ押しやられているのがわかります。胸腰部椎間板ヘルニアのグレード3でした。
飼い主さんと相談の結果手術で椎間板物質の摘出と減圧を行うこととなりました。
術後の経過は良好で、術後2日目には歩けるようになり、6日後に退院しました。
まだ2歳でしたので、好発年齢よりはやや早い発症でしたが、MRIを検査することで正確に診断できました。
元気になって良かったです。
元気が一番です。