急に寒くなりました。うっかり真夏の格好で外に出ると風邪ひきます。気を付けましょう。
さて、今回は3歳の猫ちゃんがお口が痛いとのことで受診されました。全体に歯肉口内炎がひどく、涎も出ていました。他の先生で抜歯の手術をしたことがあるとのことでしたが、臼歯がなかったので、犬歯と切歯も全て抜く手術が必要なのか、それとも何か他に必要なことがあるのか、検査と治療を兼ねて全身麻酔をかけました。歯の専用のレントゲンは動物が寝ていないと撮れません。撮影したところ、上の写真が撮れました。下顎です。肉眼で見ると、この撮影した顎には歯はありませんでした。でも、よく見てみると、黄色の〇で囲ったところに、歯の根っこが残っていました。残根(ざんこん)と言います。抜歯の過程か、または猫特有の吸収病巣の結果、根っこが残ることがあって、持続する歯肉炎の原因になります。
小さいですよね。結局この子は全部抜歯となりました。
レントゲンを撮ると色々な情報が得られます。歯の治療にはなくてはならない存在です。
元気が一番です。