サッカーワールドカップ盛り上がっていますね。スペイン対アルゼンチン、どっちが勝つでしょう?基本的な止めて蹴る、という基礎が大事なのがよく解ります。
さて、Instagramを始めたので、そちらと内容が重複することもあると思いますが、ご了承ください。こちらの方が専門的で詳しく記載するつもりでいます。
今回は猫の甲状腺機能亢進症についてです。高齢猫では比較的よくみられますが、ほとんどが良性の腺腫で、甲状腺癌は少ないとされています。甲状腺ホルモンは基礎代謝を司っていますので、過剰に分泌されているのを放っておくと心不全になることもあります。症状は、痩せてきた、食欲不振、下痢、嘔吐、血液検査で肝酵素が高い、興奮気味、などが多く認められます。当てはまる項目がありますか?診断は血液検査で容易にできますが、治療は薬で抑えるか、手術で摘出してしまうかです。
今回の猫ちゃんは、13歳の猫ちゃんでした。
今年の3月に初めて受診されたときは1.9キロで痩せていて、低カリウム血症を呈していました。初診時に左甲状腺が大きいのがわかりました。エコーで見てみるとこのような感じでした。
〇で囲ったところが左の甲状腺です。
色々内科治療をして、状態を改善してから、飼い主さんと相談の結果手術で腫大した左の甲状腺を摘出することになりました。
摘出した左甲状腺です。病理検査の結果は『甲状腺腺腫』で良性でした。術後の合併症も無く、抜糸時には2.8キロまで増えていました。甲状腺ホルモンを抑える薬は終了としました。
猫に薬を与えるのって大変ですよね。お互い少しでも楽な毎日が送れると良いですね。
元気が一番です。