40℃近い日が続いた後に、昨日9日は33℃の時に外へ出ました。今までは33℃と言ったら融けてしまいそうな温度でしたが、昨日は『あ、少し過ごしやすいかも』と感じました。慣れって怖いですね。
さて、8月も3分の1が過ぎましたが、お知らせです。
その1。
長毛猫のライオンカット、承ります。今年は長毛の子で毛玉ができて困っている子が多く、外来診療の範囲内で毛玉をとったりしましたが、もう少し綺麗にしてあげたいな、という気持ちから、公にお知らせすることとしました。引き受ける条件としては、皮膚被毛のケアの一環でありますので、長毛の子限定です。短毛の子はできません。また、事前に診察を受けていただき、被毛の状態と猫の全身状態を確認し、獣医師と相談の上、基礎疾患があればコントロール(必要な検査や治療)し、良好な状態にしてから実施となります。猫ちゃんの性格によっては注射麻酔をする可能性があります。原則午前に連れてきていただき、17時以降にお返しの予定です。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
ちなみに皆さん目の細かいスリッカーでブラッシングして毛がたくさんとれると満足する方が多いようですが、私はこんなシンプルなコームでとかします。ひっかかりにくく、ひっかかっても毛玉をほぐすことが簡単にできます。値段もそんなに高くありません。
『ブラッシングするとフケが出るんですけど?』という場合、多くはスリッカーで皮膚を引っ搔いてしまっています。自分が髪をとかす時を考えればわかると思いますが、頭皮にクシを当てませんよね?髪の毛だけとかしますよね?同じです。目の粗いコーム、お勧めします。ご希望があれば同じものを取り寄せすることも可能です。
その2。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)って知っていますか?
最近はニュースで取り上げられることも多くなりました。
人、犬、猫をはじめ多くの哺乳動物が感染します。マダニが媒介するウイルス性の伝染病です。
群馬県内では2025年8月10日現在報告されていませんが、先日北海道で発症した方が出ましたので、県内にもウイルスを持ったマダニがいると考えていた方が無難です。西日本での発生が多いですが、静岡や神奈川、茨城でも確認されています。感染した動物からもうつりますし、ウイルスをもったマダニに直接噛まれても感染します。夏で山に行く方をはじめ、軽装で出かけることの多い時期ですので、皆さん気を付けてください。
特に外に出る猫の感染例が多く、致死的な経過をたどる病気です。急性経過ですと3日ほどで死に至るようです。
マダニ予防・駆除薬を付けていても感染が完全には防げませんが、人の生活圏にマダニを入れないという意味では非常に重要です。外に出る猫には薬は必須ですね。人も重症化すると死に至る危険な伝染病です。温暖化に伴い、今までの伝染病の流行地域が拡大しています。気を付けて夏を楽しんでください。
元気が一番です。